2013年08月26日
2013シマノ鈴鹿インターミディエイトレースレポート
さてさて、長くなりましたが、僕のメインイベントであるインターミディエイトです。ここからも長いよ。(笑)
僕の出た組はインターミディエイトA1組である。
昨年は勝とうなんて夢にも思わず千切れず先頭について行きたいな〜って思ってたら勝ってしまった。
昨年はたまたまマグレで勝ったのか!?
まあ、レースは位置取りもあるし運もある。
極端な話、目の前で突然転倒されたらどうしようもない。
運も実力の内。危険予知をするのも実力かもしれない・・・。
まあ、色々な事がうまいこと重なって勝てたと言われればそんな気がしないでもない。
現にあの後他のレースに出ても勝てない・・・。
レースどころか金練でも勝てない・・・。
マグレといわれればそうかもしれない・・・。
今年は勝ちにいって勝たなければならない。
しかも一発勝負。
なにもかも病気になって春の一ヶ月の入院で全てが崩れ落ちた。
え?また病気の話から始まるの??って言われそうだからやめておくわ。過去記事読んで下さい。
両親からもシマノ鈴鹿のスタートラインに立てるだけでも幸せだと言われていた。
僕もそう思う。春に死と直面したとは思えない・・・。
前日に荷物の準備をした際にピットが取れなかった時の為にテントを車に積む。
工具箱、椅子、バイクラックなどなどを積んでいったらぱんぱんになってローラーを積むスペースがなくなった。
アップ出来んな・・・まあ、あの試乗コースを回遊魚のようにグルグル回るか・・・。
朝からチビのウィラースクール、ユースⅠを済ませて
オープンⅠ参加のマスター達を見ようと思ったらありゃもう時間がない!!
慌てて着替えて少しだけあの回遊魚ゾーンへ。
昨日のコスカのスペシャルチューニングが効いて漕ぎが結構軽い。
こりゃ行けるかも!体力の衰えは機材でカバーだ。
そうこうしてる内に集合時間に・・・。
10分しかアップできんかった・・・
まあ、ゼッケン順なので慌てて列びに行くこともないのですが、
列んでおかないと時間が気になって落ち着かない。
スタート前には心拍が既に140になっている・・・。
おいおい大丈夫か・・・?
いよいよスタートラインまで案内される・・・。
僕は前に位置取りできず後ろの方です。
ちょっと心拍を落ち着かせようとピットレーンの応援席から家族を見つけて手を振ったりして余裕ぶって心拍を下げてみる。
ふぅぅぅちょっと落ち着いてきたかな・・・?
1分前・・・
場内に流れているBGMも消える・・・必然的に緊張感が煽られ心拍が上がる・・・
30秒前・・・
10秒前・・・
もう最大心拍数に達してるんちゃうか・・・???
ものすごいしんどなってきた・・・
いざピストル音が鳴ってスタート。
スタートも後ろだったので集団の後方からスタートです。
インターミディエイトはスプリンター達の集まりなのかシケインの登りはみんな足を温存してゆっくりです。
ええこっちゃ。イキッテル登りは嫌いです。
う〜〜ん。それにしてもちょいと後ろ過ぎるかな・・・?まあ様子を見よう。
1周目のスプーンでまた登りになり極力足を使わないようにパスします。
もう怒号を飛ばしてイキり
たってる人が居てます。嫌だね〜〜〜。
僕は基本レース中はほぼ無言です。
車の運転してる時はギャーギャー言ってますが・・・(恥)
声出すパワーも温存しておきたい。
ちょっと後ろ過ぎるかと思いダンロップカーブを過ぎて下り区間に入ってちょっと追い上げて一周目のホームストレートに入ってくる
リザルトを見ると24位で一周目を通過。
スプリントポイントですが、ポイント取りに行った人いてたんやろか?
まあ、この辺は焦らずそのままついて行くのだ。
シケインの登りでスピードアップされたら嫌だけど、みんな同じ事を思ってるのでしょうか無理しなくてついていけるペースです。
そこから数名が逃げ出して行きました多分スプリントポイントを狙ってるのでしょう。
ヘアピンも落車に巻き込まれないようにゆっくりと回ります。デグナーも同じく。
バルバの選手が4〜5人前方にいてます。これでトレイン組まれたら厄介だな・・・。
サガンの様に無賃乗車しよ・・・
さあ、いよいよ終盤です。
ダンロップカーブの手前で逃げをかます選手がいてました。逃げ切るつもりだと解った。
さあ、乗るか乗らないか??迷いました。
一人乗って行きましたが、きっとこの集団に追いつかれるだろうと判断。
いよいよS字を下ってホームストレートですが、S字の時点で集団の前方ではなかったので徐々に前方にすりあがって行きましたが、
逃げの二人はかなりキレよく逃げてます。
追いつくんか??
僕の予定では行きのバスの中でもみなさんにレクチャーしたけど、
ホームストレートに入ってすぐスプリントをかけてはいけません。
あそこは400mもストレートがあります。しかも2%くらいの若干の登りです。
絶対にもちません。タレますので半分くらいからスプリントをかけましょう。と・・・
ホームストレートへ入った時は何番手か解らなかったけど、10番手くらいなのかな??
前方の逃げの二人を確認。ヤバイ・・・かなり離れてる。
我々のメイン集団がスプリントに入ります。誰かのスプリントに無賃乗車する予定だったのですが、
誰もキレのある発車をしない・・・。
このペースでは前の二人には追いつきそうにないと瞬時に判断。
逃げ切られる・・・
逃げ切られるくらいなら長すぎるけど追いかけてみよう!
逆に僕がアシストになってしまう恐れもあるけど、俺はイキッテル!!
今年のツールの最終日のパリでキッテルがスプリントを先に仕掛けてカヴェンディッシュとグライペルが追いつけなかった。
長いけどいけるはずだ。
残り300m辺りかな??
僕の復活したふくらはぎフライドチキンにアドレナリンが注入されてうりゃぁぁっぁ〜〜〜

スプリント開始。
ちょっとギアが重いけどそのまま踏み切る。ロングスプリントなので長い距離を持続させねばなりません。
最高速が出ないスプリントだけど、一気に前に出て前の二人を追います。
後からデータをみるとこの時の速度は50km/h昨年は56km/hだった。
スプリントに爆発的なキレがないけど、持続させるにはこれくらいがいい。
無理か!?
前方を確認したら前の逃げが失速。追いつく!!
この気持ちでアドレナリンが再注入
思ったより速く追いついて抜き去る!!
前方に広がるShimano Suzuka Roadと書かれたゴールゲートだけが見える絶景。
後ろに気配がない。
左後ろを振り向いて確認 クリア
右後ろを振り向いて確認 クリア
よし!勝った!!ゴール手前には勝利を確信した。


アイアムレジェンド(^_^)b
病気で苦しんだ事、色々な事が吹き飛んだ気がした・・・。
ホームストレートを駆け抜けていく時に僕の事情を知ってる
アバンギャルドの仲間達、そしてシルクロードの方々、まんまさんなども喜んでくれて声援を送ってくれた!!
ありがとうございます!

今年もチビと表彰台!いつまで一緒に登ってくれるやろう??
来年からはもう1周回多いオープンⅠにでも行ったら?って声も聞こえて来そうですが、
僕は元々陸上の100m選手です。
同じ短距離でも400mの選手とは違いますねん。
そこんとこよろしく。
Mr.インターミディエイトの伝説になります。
あ、やっぱりイキッテル(笑)

病気してからアバンギャルドの仲間をはじめ家族の支援があってこその勝利だったと思います。
ほんとうにありがとうございました。
今日から誰よりも早くシーズンオフに入ります(爆)
僕の出た組はインターミディエイトA1組である。
昨年は勝とうなんて夢にも思わず千切れず先頭について行きたいな〜って思ってたら勝ってしまった。
昨年はたまたまマグレで勝ったのか!?
まあ、レースは位置取りもあるし運もある。
極端な話、目の前で突然転倒されたらどうしようもない。
運も実力の内。危険予知をするのも実力かもしれない・・・。
まあ、色々な事がうまいこと重なって勝てたと言われればそんな気がしないでもない。
現にあの後他のレースに出ても勝てない・・・。
レースどころか金練でも勝てない・・・。
マグレといわれればそうかもしれない・・・。
今年は勝ちにいって勝たなければならない。
しかも一発勝負。
なにもかも病気になって春の一ヶ月の入院で全てが崩れ落ちた。
え?また病気の話から始まるの??って言われそうだからやめておくわ。過去記事読んで下さい。
両親からもシマノ鈴鹿のスタートラインに立てるだけでも幸せだと言われていた。
僕もそう思う。春に死と直面したとは思えない・・・。

前日に荷物の準備をした際にピットが取れなかった時の為にテントを車に積む。
工具箱、椅子、バイクラックなどなどを積んでいったらぱんぱんになってローラーを積むスペースがなくなった。
アップ出来んな・・・まあ、あの試乗コースを回遊魚のようにグルグル回るか・・・。
朝からチビのウィラースクール、ユースⅠを済ませて
オープンⅠ参加のマスター達を見ようと思ったらありゃもう時間がない!!
慌てて着替えて少しだけあの回遊魚ゾーンへ。
昨日のコスカのスペシャルチューニングが効いて漕ぎが結構軽い。
こりゃ行けるかも!体力の衰えは機材でカバーだ。
そうこうしてる内に集合時間に・・・。
10分しかアップできんかった・・・
まあ、ゼッケン順なので慌てて列びに行くこともないのですが、
列んでおかないと時間が気になって落ち着かない。
スタート前には心拍が既に140になっている・・・。
おいおい大丈夫か・・・?

いよいよスタートラインまで案内される・・・。
僕は前に位置取りできず後ろの方です。
ちょっと心拍を落ち着かせようとピットレーンの応援席から家族を見つけて手を振ったりして余裕ぶって心拍を下げてみる。
ふぅぅぅちょっと落ち着いてきたかな・・・?

1分前・・・
場内に流れているBGMも消える・・・必然的に緊張感が煽られ心拍が上がる・・・
30秒前・・・
10秒前・・・
もう最大心拍数に達してるんちゃうか・・・???

ものすごいしんどなってきた・・・
いざピストル音が鳴ってスタート。
スタートも後ろだったので集団の後方からスタートです。
インターミディエイトはスプリンター達の集まりなのかシケインの登りはみんな足を温存してゆっくりです。
ええこっちゃ。イキッテル登りは嫌いです。
う〜〜ん。それにしてもちょいと後ろ過ぎるかな・・・?まあ様子を見よう。
1周目のスプーンでまた登りになり極力足を使わないようにパスします。
もう怒号を飛ばしてイキり

僕は基本レース中はほぼ無言です。

車の運転してる時はギャーギャー言ってますが・・・(恥)
声出すパワーも温存しておきたい。

ちょっと後ろ過ぎるかと思いダンロップカーブを過ぎて下り区間に入ってちょっと追い上げて一周目のホームストレートに入ってくる
リザルトを見ると24位で一周目を通過。
スプリントポイントですが、ポイント取りに行った人いてたんやろか?
まあ、この辺は焦らずそのままついて行くのだ。
シケインの登りでスピードアップされたら嫌だけど、みんな同じ事を思ってるのでしょうか無理しなくてついていけるペースです。
そこから数名が逃げ出して行きました多分スプリントポイントを狙ってるのでしょう。
ヘアピンも落車に巻き込まれないようにゆっくりと回ります。デグナーも同じく。
バルバの選手が4〜5人前方にいてます。これでトレイン組まれたら厄介だな・・・。
サガンの様に無賃乗車しよ・・・

さあ、いよいよ終盤です。
ダンロップカーブの手前で逃げをかます選手がいてました。逃げ切るつもりだと解った。
さあ、乗るか乗らないか??迷いました。
一人乗って行きましたが、きっとこの集団に追いつかれるだろうと判断。
いよいよS字を下ってホームストレートですが、S字の時点で集団の前方ではなかったので徐々に前方にすりあがって行きましたが、
逃げの二人はかなりキレよく逃げてます。
追いつくんか??
僕の予定では行きのバスの中でもみなさんにレクチャーしたけど、
ホームストレートに入ってすぐスプリントをかけてはいけません。
あそこは400mもストレートがあります。しかも2%くらいの若干の登りです。
絶対にもちません。タレますので半分くらいからスプリントをかけましょう。と・・・
ホームストレートへ入った時は何番手か解らなかったけど、10番手くらいなのかな??
前方の逃げの二人を確認。ヤバイ・・・かなり離れてる。

我々のメイン集団がスプリントに入ります。誰かのスプリントに無賃乗車する予定だったのですが、
誰もキレのある発車をしない・・・。

このペースでは前の二人には追いつきそうにないと瞬時に判断。
逃げ切られる・・・
逃げ切られるくらいなら長すぎるけど追いかけてみよう!

逆に僕がアシストになってしまう恐れもあるけど、俺はイキッテル!!
今年のツールの最終日のパリでキッテルがスプリントを先に仕掛けてカヴェンディッシュとグライペルが追いつけなかった。
長いけどいけるはずだ。
残り300m辺りかな??
僕の復活したふくらはぎフライドチキンにアドレナリンが注入されてうりゃぁぁっぁ〜〜〜



ちょっとギアが重いけどそのまま踏み切る。ロングスプリントなので長い距離を持続させねばなりません。
最高速が出ないスプリントだけど、一気に前に出て前の二人を追います。
後からデータをみるとこの時の速度は50km/h昨年は56km/hだった。
スプリントに爆発的なキレがないけど、持続させるにはこれくらいがいい。
無理か!?

前方を確認したら前の逃げが失速。追いつく!!
この気持ちでアドレナリンが再注入

思ったより速く追いついて抜き去る!!
前方に広がるShimano Suzuka Roadと書かれたゴールゲートだけが見える絶景。
後ろに気配がない。
左後ろを振り向いて確認 クリア
右後ろを振り向いて確認 クリア
よし!勝った!!ゴール手前には勝利を確信した。


アイアムレジェンド(^_^)b
病気で苦しんだ事、色々な事が吹き飛んだ気がした・・・。
ホームストレートを駆け抜けていく時に僕の事情を知ってる
アバンギャルドの仲間達、そしてシルクロードの方々、まんまさんなども喜んでくれて声援を送ってくれた!!
ありがとうございます!

今年もチビと表彰台!いつまで一緒に登ってくれるやろう??
来年からはもう1周回多いオープンⅠにでも行ったら?って声も聞こえて来そうですが、
僕は元々陸上の100m選手です。
同じ短距離でも400mの選手とは違いますねん。
そこんとこよろしく。
Mr.インターミディエイトの伝説になります。

あ、やっぱりイキッテル(笑)

病気してからアバンギャルドの仲間をはじめ家族の支援があってこその勝利だったと思います。
ほんとうにありがとうございました。
今日から誰よりも早くシーズンオフに入ります(爆)
Posted by AVANT GARDE スタッフ at 13:01
│レース結果